鎮静剤を使った「眠っている間に終わる」胃カメラ検査のご案内
刈谷市の胃がん検診(バリウム検査)を受け、「要精密検査」の通知を受け取られた方、ご
不安になっておられませんか?このページでは、なぜ精密検査が必要なのか、そして当院の
「苦痛のない胃カメラ検査」について詳しくご説明いたします。皆様のご不安や疑問点を解
消するお手伝いができれば幸いです。ぜひ最後までお読みください。
【目次】
1. 「要精密検査」と言われたらどうすべき?
2. なぜバリウム検査だけでは不十分なのか
3. 胃カメラ=つらいは誤解です。眠っている間に終わる検査とは?
4. 当院が選ばれる理由(3つのポイント)
5. 実際の検査の流れと注意点
6. 最後に
1. 「要精密検査」と言われたらどうすべき?
結論から言うと、必ず二次検査である胃カメラ検査を受けてください。
バリウム検査はあくまで一次検査であり、「異常の可能性がゼロではない」状態です。万が
一の可能性を見逃さないためにも、胃カメラ検査をおすすめします。
2. なぜバリウム検査だけでは不十分なのか
バリウム検査(胃部X線検査)は、バリウムによる影絵で胃の形状や異常な影を確認する間
接的な検査方法です。しかし、この方法では微細な病変の発見が難しく、見逃しのリスクが
あります。実際に、日本消化器がん検診学会の報告によると、**バリウム検査の胃がん検出
率は約60~80%**とされています。
一方、実際に胃の粘膜そのものを観察する胃内視鏡(胃カメラ)の検出率は90%以上であ
り、より精度の高い検査であることが分かっています。胃カメラではその場で詳細な観察が
できるだけでなく、組織採取(生検)を行い、病理診断まで可能です。
このように精密検査としての確実性を求めるなら、バリウム検査よりも胃カメラのほうが圧
倒的に有効なのです。
3. 胃カメラ=つらいは誤解。眠っている間に終わる検査とは?
「オエッとなるのが嫌」「痛い」「怖い」…そう思っている方がほとんどです。
でもご安心ください。
当院では鎮静剤(静脈麻酔)を使うことで、眠っている間に検査が終了します。
実際、ほとんどの方が「気づいたら終わっていた」とおっしゃいます。
また他院で鎮静剤を使って検査をしたけど辛かったという方も、当院では静脈麻酔剤を使用
しているため「本当に楽だった」と言われます。当院の医師は麻酔科標榜医の資格も持って
おり、検査中は医師が 呼吸や心拍を細かくモニタリング し、安全に配慮しながら行ってい
るため安全、安心です。
4. 当院が選ばれる3つのポイント
① 鎮静剤(静脈麻酔剤)で苦痛を最小限に
検査への恐怖心が強い方や過去に鎮静剤なし、または他院で鎮静剤を使ったけど辛かった胃
カメラ検査の経験がある方でも楽に受けられます。
② 経験豊富かつ高度な麻酔技術を持つ内視鏡専門医が担当
当院では、長年の診療経験と豊富な知識を活かし、患者様の負担を最小限に抑えた内視鏡検
査を提供しております。院長は麻酔科標榜医でもあり、高度な麻酔技術により、安全かつ快
適な鎮静を実施。胃カメラに苦手意識のある方や不安を感じる方でも、ほとんど苦痛を感じ
ることなく検査を受けていただけます。
③ NBI搭載の内視鏡システム利用
狭帯域光観察(Narrow Band Imaging)は、特殊な光を粘膜に照射することで、毛細血管や
微細な表面構造を鮮明に映し出す技術です。当院では、通常の光では見つけにくい微小なが
んや病変の早期発見を可能にし、より精度の高い診断をサポートしてくれる内視鏡システム
を利用しています。
5. 実際の検査の流れと注意点
1. WEB予約:「胃カメラ検査」を直接ご予約ください
2. 検査当日:事前診察にて問診や注意点をご説明した後、問題がなかった場合
その日に胃カメラ検査を実施します。
3. 休憩・帰宅:院内で休んでからお帰りいただけます
4. 結果説明:必要に応じて治療や精密なフォローを行います
※鎮静剤を使用する場合は、安全のため当日はお車・自転車の運転はご遠
慮ください
6.最後に
胃がんは早期発見できれば、高い確率で完治が可能な病気です。しかし、「怖い」「面倒」
「忙しい」…そんな理由で二次検査を先延ばしにしてしまうのは、とても惜しいことで
す。 当院では、できる限り患者様の負担の少ない内視鏡検査を行っています。バリウム検
査で異常を指摘され、不安を感じている方は、どうぞお気軽にご相談ください